なぜほとんどのサッカーの試合に延長がないの?
WorldCupExplained 編集チーム2026-06-08 更新
要約
ほとんどの試合に延長がないのは、引き分けが認められているからです。90分で同点ならそれが最終結果です。延長は勝者が必要な決勝トーナメントだけ。その場合は30分(15分ハーフ2本)を行い、なお同点ならPK戦で決めます。
重要な事実
- 1リーグ戦やグループリーグでは同点が結果として成立し、延長はない[1]
- 2決勝トーナメントでは90分同点で30分の延長(15分ハーフ2本)へ[1]
- 3延長はフルに行われる。現行規則にサドンデスの「ゴールデンゴール」はない[1]
- 4延長後も同点ならPK戦で勝者を決める[1]
サッカーが延長に踏み切るのは、どうしても必要なときだけです。
引き分けが有効な結果なので、グループリーグやリーグ戦は90分で同点ならそのまま終わり、延長はありません。これで日程が読みやすくなり、引き分けを公正な結末として扱います。
単独の勝者が必要なとき、たとえばワールドカップの決勝トーナメントでは、延長が加わります。15分ハーフを2本、いずれもフルに行います。古い規則と違い、サドンデスの「ゴールデンゴール」はなく、30分すべてを戦います。
延長後も同点なら、試合はPK戦へ。11メートルからの1対1のキックの連続です。スポーツで最も緊張する終わり方で、いくつものワールドカップ王座を決めてきました。
つまりサッカーの延長は例外で、握手で終われない試合のために取っておかれます。
NFL/NBAを知っているなら...
NFLの延長はほぼサドンデス、NBAはどちらかがリードするまで5分のピリオドを繰り返します。サッカーの延長はむしろ野球の「最後までやる」延長イニングに近く――フルのピリオドでサドンデスではない――PK戦はアメリカに本当の相当物がない技術勝負のタイブレークです。
出典と参考文献
- IFAB — Law 10: Determining the Outcome of a Match(2026-06-01 閲覧)
- NBA — Official Rules(2026-06-01 閲覧)